タロットには種類がある?有名なタロットデッキを徹底解説
タロットカードと一口に言っても、実はさまざまな種類があることをご存じですか? 占い師やタロット好きの間では、デッキ(タロットカードの種類)によって解釈やリーディングの仕方が異なることもあります。
今回は、有名なタロットデッキ「ライダー版」「トート」「マルセイユ」「ボイジャー」について、それぞれの特徴や違いを詳しく解説します。
1. ライダー・ウェイト版タロット
特徴
- 世界で最もポピュラーなタロットデッキ
- 78枚(大アルカナ22枚、小アルカナ56枚)
- 1910年にアーサー・E・ウェイトとパメラ・C・スミスによって作成
- 小アルカナにもイラストが描かれており、直感的に読みやすい
こんな人におすすめ
- 初心者から上級者まで幅広く使える
- 直感的な解釈をしやすいタロットを求める人
ライダー版は、現在のタロット占いの基準となっているデッキで、多くの書籍やオンライン講座でもこのデッキをベースに学ぶことができます。
2. トート・タロット
特徴
- イギリスの魔術師アレイスター・クロウリーが制作
- 神秘主義・カバラ・占星術などの要素が詰まった奥深いデッキ
- カードの名称が他のタロットと異なるものがある
- 鮮やかで象徴的なデザイン
こんな人におすすめ
- 深い精神世界を探求したい人
- カバラや占星術など、より高度な知識と結びつけて占いたい人
トート・タロットは、一般的なタロットとは一線を画すデッキで、学ぶのに時間がかかりますが、深い洞察を得られるとして根強い人気があります。
3. マルセイユ・タロット
特徴
- 最も古いタロットデッキの一つで、フランス発祥
- 16世紀ごろから広まり、現在も伝統的なタロットとして親しまれている
- 小アルカナは数札に絵柄がなく、数とスートの組み合わせで読む
こんな人におすすめ
- クラシックなタロットに触れたい人
- 数秘術や伝統的なタロットリーディングを学びたい人
マルセイユ版は歴史が深く、ヨーロッパでは伝統的なタロットとして今も使用されています。
4. ボイジャー・タロット
特徴
- 1984年にジェームズ・ワンレス博士が開発
- コラージュアートを用いたデザインが特徴
- 心理学的なアプローチが強く、未来予測よりも自己成長に焦点を当てる
こんな人におすすめ
- 自己探求やセルフセラピーに活用したい人
- 従来のタロットにとらわれず、新しい視点でリーディングしたい人
ボイジャー・タロットは、伝統的なタロットの枠を超えたデッキで、現代人向けのスピリチュアルツールとして人気があります。
まとめ
一口にタロットといっても、デッキによって特徴やリーディングの仕方が大きく異なります。
デッキ名 | 特徴 | おすすめの人 |
---|---|---|
ライダー版 | 直感的で初心者向け | これからタロットを学ぶ人 |
トート版 | 神秘主義・占星術と深く関係 | 深い洞察を求める人 |
マルセイユ版 | 伝統的なクラシックタロット | 数秘術や歴史に興味がある人 |
ボイジャー版 | セルフセラピー向け | 自己探求したい人 |
あなたの目的や興味に合ったタロットデッキを選んで、占いをより深く楽しんでくださいね!
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